海外「VTuberはアバターじゃない、本人と繋がらない別人格であるべきだ」西洋の受容をめぐり論争

海外「VTuberはアバターじゃない、本人と繋がらない別人格であるべきだ」西洋の受容をめぐり論争 アニメ・サブカル

「VTuberという日本発の現象が、いかにして世界に広がったか」という記事が、海外の技術系掲示板で紹介されました。

最初に返ってきたのは「今さら?」という趣旨の反応でした。世界に広がったのはコロナ禍の頃で、いま業界はむしろ横ばいか、下り坂ですらある、と。大手事務所の株価や、大物の引退が相次いでいることを根拠に挙げる人もいます。

議論が熱を帯びたのは「そもそもVTuberとは何なのか」という点でした。顔を隠すためのものだと思っていた、という素朴な感想に対して、それは本質を取り違えているという厳しい意見が出ます。西洋での受け入れられ方は本来のVTuberとは別物になってしまった、というわけです。

これに対して、新しい文化が取り入れて変化させることこそ表現の進化だ、という反論が返りました。話は「文化を輸出するとはどういうことか」という方向へ向かっていきます。

海外の反応

1. 海外の名無しさん

ちょっと……パーティーに遅れて来た感じだね。記事がいつ公開されたのか分からないけど、この現象が「世界に広がった」のはコロナのおかげで数年前のことだ。今のVTuber業界はどちらかというと安定期、下手をすると衰退期に入っている。同じ期間の視聴時間で見るとそうなる。ENもJPも大物が次々と引退しているしね。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)

2026年の第1四半期の数字を引用しているから、今年書かれたのは間違いないよ。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)

ピークはホロライブEN1期生の頃だったと思う。そのあとTwitchなんかでインディーのVTuberが爆発的に増えた。自分がフォローしていた女性配信者の多くがVTuberになった。歌手だった人が今は大手のVTuberになっていたり、アニメソングのカバーで有名になった人が今はほぼVTuberだったり。ただ、今のVTuber「市場」は、昔よりずっと参入が難しくなっていると思う。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)

もう2018年じゃないんだから、それは正確じゃないよ。無料モデルはとっくに出回っているし、インディーはずっとそれを使ってきた。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)

誰も無料モデルなんて使いたくないよ(もちろん例外はある)。本当のゲームチェンジャーは生成AIだ。独自のモデルでVTuberを始めるコストが、今はものすごく低い。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)

いや、今の西洋の大物VTuberは、ほぼ全員がインディーとして無料モデルで始めた人たちだよ。

7. 海外の名無しさん

オタクも(自分たち)ケモナーも、ずっと前からやっていたよ。それに必ずしも高くつくわけじゃない。簡単なものならウェブカメラで十分できる時代がずいぶん前から続いている。

8. 海外の名無しさん

自分か友達が落書きした絵を、喋るときに少し動くようにしただけ、というところから始めた人も多い。参入障壁はかなり低いんだ。

9. 海外の名無しさん

最大手のVTuber事務所2社は、日本で上場しているんだよね。株価は、あらゆる事情を考えるとあまり芳しくない。VTuberの客層が今の範囲を超えて広がるには、何か新しいもの、違うものが必要なんだと思う。それに投資家は今、IPやVTuber関連よりAI関連の株に金を入れたいだろうしね。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)

上場企業だということは、つまりその人気の「自然さ」も、K-POPブームと同じ程度のものだということだ。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)

ポップスターの「本物らしさ」について、少なくとも1950年代まで遡る非常に悪い知らせがあるんだが。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)

1950年代のポップスターの人気が本物だったなんて言ってないよ。この記事のタイトルが暗に投げかけている問いには、「マーケティングのおかげでしょ、当たり前じゃん」と一言で答えられる、と言いたいだけだ。

13. 海外の名無しさん

初めてVTubingに出くわしたとき、要するに顔を隠すためのものなんだと思っていた。容姿を気にしているとか、ストーカーを避けたいとか、そういう理由でね。でもどうやら、それだけではないらしい。正直、驚いた。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)

その理由でやっているインディーVTuberはたくさんいるよ。ただ、規模の大きい人たちは企業所属だというだけで。

15. 海外の名無しさん(>>13への返信)

そこが西洋のVTuberの多くが分かっていない点なんだ。彼らはVTubingを「自分のアバター」として捉えているけれど、それは本来のVTubingじゃない。本人の正体と一切繋がらない、完全に別の人格であるべきものなんだよ。それが西洋ではすっかり薄まってしまった。個人的には台無しにされたとすら思っている。

16. 海外の名無しさん(>>15への返信)

分かったうえで、あえて「本人らしさ」のほうに寄せているのかもしれないよ。ひとつの表現形式、ひとつの媒体は、新しい文化やサブカルチャーがそれを取り上げて自分たちのものを足していくことで進化していく。作り手の側も、受け手の側もね。彼らの視点からすれば、あなたのやり方に失敗しているのではなく、自分たちのやり方で正しくやっているのかもしれない。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)

それは「進化」じゃない。完全に誤解して、切り刻んでしまっているんだ。ある概念を持ってきて、まったく違うやり方で(それも100%違うやり方で)やったうえに、同じ名前を使い続けるなんてことはできないよ。単純に敬意を欠いている。

18. 海外の名無しさん

理由はそれだけじゃない。もうひとつ大きいのは、キャラクターを身にまとうのが単純に楽しいということだ。自分の気に入らない部分から一歩離れて、気に入っている部分だけを抱きしめていられる。


元ソース: VTubing: How a Japanese Phenomenon Is Going Worldwide — Hacker News

コメント

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