外国人「JAXAは本当にいい仕事をする」火星の衛星フォボスから砂を持ち帰る探査機MMXに海外が期待

外国人「JAXAは本当にいい仕事をする」火星の衛星フォボスから砂を持ち帰る探査機MMXに海外が期待 技術・経済

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の火星衛星探査機「MMX」が、2026年10月20日の未明、H3ロケット10号機で種子島宇宙センターから打ち上げられ、予定の軌道に投入されました。MMXは火星の2つの衛星のうち大きいほうの「フォボス」に着陸し、10グラム以上の砂や石を採取して地球へ持ち帰る計画です。

火星の近くに到着するのは2027年で、フォボスの観測と試料の採取を経て、2031年度に地球へ戻る予定です。フランスとドイツが開発した小型の探査車「IDEFIX」も載せていて、フォボスの表面を走らせます。火星圏から試料を持ち帰ることができれば、世界で初めてになります。

JAXAは、小惑星探査機「はやぶさ」(2010年に帰還)と「はやぶさ2」(2020年に試料カプセルを届けた)で、天体から試料を持ち帰ることに成功してきました。打ち上げ直前に立った海外の技術系掲示板のスレッドでは、JAXAへの称賛や、はやぶさとの比較、有人探査は必要かという議論まで、さまざまな声が寄せられました。

海外の反応

1. 海外の名無しさん

フォボスのモノリスの写真を撮ってきてくれるといいな。

2. 海外の名無しさん

JAXAは本当にいい仕事をする。地球全体の地表の高さのデータとして、公開されてるものでは最高の解像度のものも出してる。アメリカの10分の1くらいのGDPの国としては、本当にすごい。

3. 海外の名無しさん

20年前にJAXAがやった、はやぶさの彗星迎撃と比べて、このミッションの規模はどれくらいなんだろう。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)

打ち上げ時の重さが4トンだから、初代はやぶさ(510kg)の8倍だね。スターリンクのV2 mini衛星の約5.4倍。

初代はやぶさがすごく小さかったのは、全段固体燃料の3段式ロケットM-Vで打ち上げたからで、低軌道へ運べるのは最大1.85トンだった。今回はH3の24L型で、低軌道へ最大16トン(ファルコン9を洋上回収する場合の91%)まで運べるから、それに合わせて大きくなってる。

5. 海外の名無しさん

いいね。太陽系の天体の基本的なことを教えてくれるこういうミッションは、たとえば月や火星をもう一度訪れるより役に立つ。

金星やエウロパ(木星の衛星)にも、もう少し注目してほしい。何か進んでる計画はある?

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)

エウロパ・クリッパーは2年前に打ち上げられて、2030年に到着する。金星探査機のDAVINCIは、早くても2033年の予定。

7. 海外の名無しさん(>>5への返信)

エウロパ以外のすべての世界は君たちのものだ。エウロパには着陸しようとするな。

8. 海外の名無しさん(>>6への返信)

ヨーロッパとJAXAの共同ミッションのベピコロンボも、予定より長い旅を経て、来月水星を回る軌道に入る。水星を訪れる3機目の探査機になるよ。

9. 海外の名無しさん(>>7への返信)

宇宙人が太陽系の一部の領有を主張するほど、まぬけだとは思えない。そんなことをしたら、巨大な標的になるだけだ。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)

もし仮に、宇宙人が人類より先に主張してたら?

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)

それなら、守る覚悟をしておいてもらわないとね。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)

星と星の間を旅できる種族なら、守るのなんてたいしたことじゃないと思うけど。

13. 海外の名無しさん

原始分子(プロトモレキュール)を地球に持ち帰るのは、いつ?

(『エクスパンス』の軽いネタバレ。この言葉はあの作品では特別な意味を持つ)

14. 海外の名無しさん

これこそ、いい宇宙科学だ。月の周りでiPhoneで自撮りしたり、火星でゴルフをしたりするのとは違う。

今の時代、有人の宇宙ミッションが正当化されることはめったにない。20年にわたって科学をする無人探査機か、一度きりの、宣伝のための写真撮影か。費用はだいたい同じなんだ……

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)

人々に科学への関心を持ってもらって、次の世代の科学者を育てることは大事だよ。「いい科学」への一番安い道を選ぶだけじゃなくてね。

世間の支持がなければ、すぐに予算がなくなる。ここ30年くらいのNASAの厳しい予算事情は、だいたいそれで説明できる。

気象観測気球や宇宙の岩の化学で、わくわくさせられる人の数には限りがあるんだ。

16. 海外の名無しさん(>>14への返信)

>今の時代、有人の宇宙ミッションが正当化されることはめったにない

人類が複数の惑星に住む種になりたいなら、話は別だよ。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)

自分たちが漫画の世界に住んでるわけじゃないんだから、空想はやめて現実に目を向けよう。

「火星に住みたい」なら、ネバダの砂漠にコンテナを埋めて引っ越せばいい。宇宙線もずっと少ないし、スーパーもずっと近い……

18. 海外の名無しさん(>>16への返信)

専門家じゃないけど、本当に人類を複数の惑星に住む種にしたいなら、少人数を飛ばしても意味がない。まずロボットを送って基地を作るべきだ。時間はかかるけどね。そうじゃなければ、ただ「ほかの惑星を訪れたことがある種」になるだけ(それでも十分すごいけど)。

19. 海外の名無しさん

ロシアも2011年に同じようなミッションに挑んだ。フォボス・グルントだ。残念ながら、打ち上げの直後に失敗してしまった。

20. 海外の名無しさん

毎年1回くらい、自分が本当にコメントできる話題がこの掲示板に来る。これはマジで最高にすごい。研究に使える一次資料が手に入ることが、どれだけまれか、言葉では言い表せないくらいだ。


元ソース: JAXA is about to perform a Phobos sample return mission — Hacker News

コメント

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