富士通は2026年9月14日、次世代CPU「FUJITSU-MONAKA」と、それを搭載したサーバーを発表しました。英国Armの設計をもとにした144コアのサーバー向けCPUで、計算を担う部分を2nm、キャッシュなどを5nmで作り、積み重ねる構造になっています。主な用途はAIの推論で、富士通は「日本で開発したCPU」として、海外に頼らない“ソブリンAI”の基盤になると打ち出しました。
富士通は、スパコン「京」や「富岳」のCPUも手がけてきました。富岳に使われた前世代のCPU「A64FX」はArmベースで、富岳は2020年にスパコンの世界ランキングで1位を獲得しています。ただし、今回の2nmの部分は台湾のTSMCが製造します。国内のラピダスは、2nmの量産開始を2027年に予定しています。
この発表は海外の技術系掲示板で600を超える支持を集め、250件のコメントが付きました。「どこで製造しているのか」という疑問から、富士通という会社の歴史、日本企業のハードとソフトの違いまで、議論が広がっています。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
CPUはどこで製造してるの? やたら「主権」を強調してるけど、実際に日本で作ってるのか、それともTSMC頼みなのか。
それに、GPUを作ってないのに、AI推論をやたら強調してるのも妙だ。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
富士通のCPUは、多くのGPUより推論が速いんだよ。144コアで、メモリの帯域も広いサーバー向けCPUだ。富士通は標準のArm命令セットに、FP8での推論命令みたいなAI推論向けの拡張も加えてる。
前の世代のCPUも、一時期は電力効率で王者だった。NVIDIAの新世代GPUに追い抜かれるまでは、NVIDIAのGPUより消費電力あたりの性能が高かったんだ。
3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
2月のプレスリリースによると、製造はTSMCだ。「2nmの半導体は来年テープアウトする。そのためラピダスでは期限に間に合わず、TSMCが製造を担当する」とある。
ラピダスのサイトによると、2nmの量産開始は2027年と明言してる。
4. 海外の名無しさん
演算部分は台湾製のはずだよ。TSMCのN2を使ってるから。最先端のプロセスを1〜2年は台湾に限定する法律があって、今のところN2は台湾でしか作れない。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
それが台湾の「シリコンの盾」で、台湾の人たちは重要なものだと考えてる。だから日本にはラピダスが、アメリカにはインテルがあるんだ。
6. 海外の名無しさん
面白いのは、SPARCが人気だった時代にも、富士通は同じことをしてたってこと。同じ規格に合わせて、CPUを強化・開発してた。
自分たちのアーキテクチャは作らずに、普及してるアーキテクチャを使って、その上に積み上げることにしたみたいだね。
7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
それが日本のやり方って感じ。新しいものを発明するのは難しいけど、いいアイデアを本当に使えるものに仕上げるのは得意分野だ。
8. 海外の名無しさん
富士通は昔から、HPC(高性能計算)向けに独自のマイクロアーキテクチャを設計しつつ、命令セットは標準のものを使ってきた。昔はSPARC、今はArm。確か、ArmのSVE拡張の主な設計者は富士通だったはず。
9. 海外の名無しさん
でも、Armは日本の複合企業ソフトバンクの傘下だよ。
(この記事の要点は、日本の「主権」だと思う)
10. 海外の名無しさん
富士通って、電子機器から建設機械、エアコン、機関車まで、あらゆる市場で事業をやってる日本の複合企業のひとつだと思ってた。でも違うみたいだから、どこと勘違いしてるんだろう。
追記:三菱と勘違いしてたっぽい。
11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
富士通は、要するに日本のIBMだよ。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
IT業界で働いてて、仕事で何年も日本にいた。皮肉なことに、今これを東京発サンフランシスコ行きの日本航空の座席で打ってる。
日本の大企業とは一通り仕事をしたけど、富士通はいつも一番感心させられる会社だった。あなたの言うとおり、全盛期のIBMに一番近い(IBMにも少しいたことがある)。IBMと同じで、素晴らしい技術を持っていながら、技術以外の理由で自滅しがちなんだ。
13. 海外の名無しさん
富士通は、富士電機から分かれた通信機器メーカーだからね。電話局の建物にあるようなものは、エアコンから端末、メインフレームまで、一通り作ってきた。ただ、三菱ほど何でも作ってるわけじゃない。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
25年くらい前、ここオーストラリアで富士通のエアコンの広告をやってて、「どんな条件でも室温を17度まで下げます」みたいな約束をしてた。
その1か月後くらいに夏の熱波が来て、ちょうどそのエアコンを買った友達の家に行ったんだ。45度の外から、宣伝どおり17度の家に入ったのは衝撃だった。言ったとおりのことをやってのけたんだから、脱帽だよ。
通信やサーバーの分野の会社だから、エアコンの設計にも目が利くんだろうね。
15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
スペインのテレビのエアコンのCMでは、「日本語で『静けさ』のことを『フジツウ』と言う」っていうジョークをやってた。
16. 海外の名無しさん
日本企業はハードウェアが得意で、ソフトウェアはたいていひどい。これはハード製品だから、たぶんかなりいいはず。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
正直、理由は分からない。仕事で日本企業とはたくさん関わってきたけど、エンジニアはいつも優秀だった。UXへの配慮が足りないのかと思ってたけど、ハードでは(Switchのコントローラーみたいに)素晴らしいUXの例があるから、それは違う。なのにソフトの側では、そういう例が極めてまれなんだ。
日本の技術文化に詳しい人がいたら、ぜひ理由を知りたい。
18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
日本の文化も職場の文化も、すごく上下関係が強いトップダウン型なんだ。ウォーターフォール型の開発は得意だけど、日本のオフィスでアジャイル開発をやるのはほぼ不可能。ウォーターフォールはハードには向いてても、ソフト開発には最悪なんだよ。
19. 海外の名無しさん
2007年から、家で富士通のライフブックを使ってる。いいパソコンだと思うよ。余計なソフトの入ってないWindowsが入ってた。10年以上前に、母にも1台買った。HDDを一度SSDに替えただけで、今は全部Linuxで問題なく動いてる。
20. 海外の名無しさん
大きなシェアを取れるとも、採算が取れるとも思えない。競争の激しい市場だよ。日本はすでに半導体のサプライチェーンの一部を担ってるんだから、そこに集中して工場に売るほうがずっといい。ボトルネックは工場なんだから。
それに、「主権」なんて言えないよ。アーキテクチャは日本の設計じゃないし、シリコンも日本製じゃない。
元ソース: Fujitsu launches made-in-Japan next-generation CPU FUJITSU-MONAKA — Hacker News


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