10月に日本を訪れる予定の旅行者が、海外の掲示板に質問を投げました。滞在がちょうどハロウィンに重なるので、日本でのハロウィンがどういうものなのか知っておきたい、という相談です。
質問したのは渡日を控えた旅行者です。答えたのは、日本に住んでいる外国人たちでした。外から日本を眺めた反応というより、日本の内側にいる人たちが「これから来る人にどう説明したものか」と考えた場になっています。
渋谷区は2024年10月から、夜6時から翼朝5時までの路上飲酒を通年で禁止しています。それ以前はハロウィンと年末年始だけの期間限定でした。今年も2026年10月30日の朝から11月1日の夕方まで、ハチ公像の周りには仮囲いが立ち、駅からスクランブル交差点方面への出口も閉鎖される予定です。区は「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」と公式に告知しています。質問者が見た写真の風景は、制度の上ではすでに遠いものになっています。
最初に返ってきたのは、質問者の前提をひっくり返す一言でした。そこから、渋谷で何が起きて何が終わったのか、その一方で今も残っているものは何なのか、という話が積み上がっていきます。日本のハロウィンがどんな性格の行事なのか、私たちが内側から見ているのとは少しずれた輪郭で浮かび上がってきました。
海外の反応
スレ主
タイトルのとおりなんだけど、日本でハロウィンって祝うもの? 一部の人がパーティーをやる、みたいな感じ?
10月に日本へ行く予定で、ちょうどハロウィンの時期に滞在する。一緒に行くグループの中でこの話が出たんだ。ネットで調べたら渋谷で何かやっている写真が出てきたけど、みんながやることなのか、そもそも今もやっているのかが分からなかった。
ユニバーサル・スタジオで面白そうなことをやっているのは見た。でも、他にもホラー系のものがあるのかなと思って。
1. 海外の名無しさん
渋谷ハロウィンをやりたいなら、まずタイムマシンを探したほうがいい。あれは軽トラがひっくり返された一件のあと、2019年に終わったんだ。
2. 日本在住の海外の名無しさん(>>1への返信)
軽トラは2018年だよ。中止になったのは2020年からで、名目上はコロナが理由だった。ただ、その頃にはもう群衆事故が起きかねない状態になっていた。それに文化としても、渋谷ハロウィンは終わりの頃には魂を失っていたと思う。参加者の半分以上は仮装すらしていない見物人で、「みんなが行くから」という理由だけで来ていた。本物の渋谷ハロウィンを味わいたいなら、2012年あたりまで遡る必要がある。まだ仮装とコスプレ好きが集まる、ちょっと風変わりで地下っぽい集まりだった頃だ。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
2012年から14年にかけて行ったけど、あのときすでにぎゅうぎゅう詰めだったよ。その後がどうなっていたかは考えるだけでぞっとする。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
うわ、もうそんなに前の話なのか。疫病より前じゃないか。
5. 日本在住の海外の名無しさん
禁止されているのは渋谷での路上の集まりと路上飲酒だからね。仮装してクラブのハロウィンイベントに行くのは今でもできる。だめなのは公共の場にたむろすることと、路上でのパーティーや集会。昔はあれが非公式の巨大な路上パーティーになっていた。
6. 日本在住の海外の名無しさん(>>5への返信)
警察が大人数で出てきて、一帯をかなり封鎖する。ハチ公も隠される。そしてメガホンで「立ち止まらずに進んでください」と叫び続けるんだ。少しでも足を止めようものなら、誰かが来て立ち退くように言う。意図的に、これ以上ないほど楽しくない環境が作られている。
7. 日本在住の海外の名無しさん
あるにはあるけど、「あれ」ってほどのものじゃない。店にはハロウィンの飾りが並ぶし、カフェにはハロウィン味のラテが出るし、SNSには仮装の写真が上がるし、地域によっては6歳以下の子どもにお菓子を配ったりもする。そして渋谷が今年もまた「集まるの禁止」と発表する。でも、近所を回って「トリック・オア・トリート」と言う人は見かけないよ。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
偽物の墓石とかクモの巣とか骸骨とか、霧とライト、それに動いて唸るオオカミ男みたいな背の高い仕掛けで、家の周りを飾ったりはまだしてるの?
9. 日本在住の海外の名無しさん(>>8への返信)
窓辺にジャックオーランタン型のLEDを吊るすくらいじゃないかな。都市部だと、そんな凝った飾り付けをする余地が家の周りにほとんどない。郊外に行けば場所はあるけど、そこまでハロウィン文化が届いているかは分からない。
10. 海外の名無しさん
まだ9月なのに、もう店にハロウィンの飾りが出ているのを見かける。
11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
「死んだ人が見える」ってやつだな。
12. 日本在住の海外の名無しさん
1998年からバーを2軒と居酒屋を2軒、それにパティスリーで働いたけど、バーは毎年ハロウィンの仮装をして怖いテーマのカクテルを出していた。居酒屋にはクモの巣みたいなものを飾ったし、ケーキを作っていたときはかぼちゃの形にしたり、かぼちゃ色にしたりしていたよ。
13. 海外の名無しさん
1990年の時点では、誰もハロウィンなんて知らなかった。今では日本人がこれで儲けている。クリスマスやバレンタインと同じだ。
14. 日本在住の海外の名無しさん
ポップカルチャーの一種だね。六本木で騒ぐ口実と、飾り付けをする口実。ただ、トリック・オア・トリートは米軍基地の外ではほとんど行われていない。
15. 海外の名無しさん
金沢で、男の人にトリック・オア・トリートって言われたことがある。笑った。
16. 日本在住の海外の名無しさん
まだ誰もあまり触れていないことをひとつ挙げると、日本のハロウィンはトーンというか雰囲気が少し違う。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィン・ホラー・ナイトを見ると分かりやすい。アメリカのようなまっすぐなホラーではなく、「おかしなことをしてはしゃぐパーティー」の空気なんだ。日本でハロウィンがどう扱われているか、あれはかなり良い縮図だと思う。
17. 日本在住の海外の名無しさん
ただの金儲けの仕掛けで、それ以上のものじゃない。トリック・オア・トリートをして回る子どももいない。バーがテーマパーティーをやるくらい。息子に本物のハロウィンを見せてやりたいよ。どれも金儲けなのは分かっているけど、せめて楽しいものもあるだろう。
18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
正直に言うと、自分も子どもの頃から本物のハロウィンなんて見ていない。まあ、住んでいる地域のせいかもしれないけど。
19. 日本在住の海外の名無しさん
うちの近所の自治会は、小さい子ども向けにハロウィンのイベントを企画して、商店街を仮装して回ってお菓子をもらうことにした。店主たちと地域の団体が、縁日みたいな出し物とゲームを用意した小さなお祭りに仕立ててくれたよ。
20. 日本在住の海外の名無しさん
主に子ども向けの行事で、たいていの年は10月31日の前の日曜日にやる。ただ今年は31日が土曜日にあたるから、どうなるかは分からない。
21. 海外の名無しさん
「地味ハロウィン」を調べてみるといい。
※注:地味ハロウィンは、ウェブサイトのデイリーポータルZが2014年から続けている催しです。魔女やゾンビのような定番の仮装ではなく、「実在しそうだけれど誰も仮装しようと思わない人」に扮するのが趣旨で、参加者は年々増えています。
そしてもうひとつ。渋谷が封鎖される一方で、池袋では10月30日から11月1日まで「池袋ハロウィンコスプレフェス」が開かれます。主催者にはドワンゴやアニメイトと並んで豊島区が名を連ねていて、大通りを約400人が練り歩くコスプレパレードが恒例になっています。ハロウィン当日を含む日程になるのは5年ぶりだそうです。同じ東京で、片方は行政が人を追い払い、もう片方は行政が主催する側に回っている、という対比があります。
22. 海外の名無しさん
日本は渋谷だけじゃない。ハロウィンはどの街でも祝われているよ。


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