厚生労働省が9月に発表した集計で、100歳以上の高齢者が初めて10万人を超えました。10万7677人で、統計を取り始めた1963年の153人から数えて56年連続の増加です。87.6%が女性で、最高齢は京都府にお住まいの114歳の方でした。
このニュースは海外でも報じられ、掲示板にスレッドが立ちました。ところが、そこに集まったのは「さすが日本」という称賛ではありません。最初に来たのは、その数字そのものを疑う声でした。
疑いの根拠にされているのは、2010年に法務省が行った戸籍調査です。電子化されていた約4743万戸籍を調べたところ、戸籍の上では生きていることになっているのに住所が分からない100歳以上が、23万4354人いました。うち120歳以上が7万7118人、150歳以上も884人います。海外ではこれを年金の不正受給と結びつける見方が強いのですが、日本側の見立ては違います。戦争や海外への移住で亡くなったまま死亡届が出されず、戸籍だけが閉じられずに残ったケースが多いとされています。150歳の年金を受け取れる人はいませんから、23万人の大半が不正受給ではないことは、内訳を見れば分かります。
議論はそこから沖縄をめぐる「ブルーゾーン説」の当否に移り、後半は食事や通勤といった暮らしぶりの話になっていきました。旅行者の印象と、実際に住んでいる人の実感が食い違うところが読みどころです。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
日本政府がとっくに亡くなっている「100歳以上」を洗い出そうとしてきた程度には、よくある話なんだ。ソール・ニューマンによれば、日本の100歳以上とされている人のうち多くは、実際には80年以上前の戦争で亡くなっていて、家族全員が亡くなったときに死亡が記録されないままになっていたという。
※注:ソール・ニューマンはロンドン大学の研究者で、長寿地域とされる場所ほど出生や死亡の記録が杜撰だという研究により、2024年にイグ・ノーベル賞の人口統計学部門を受賞しています。ギリシャでは2012年に、100歳以上とされていた人の72%がすでに亡くなっていたことが判明しました。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
2010年の戸籍調査で、23万人以上が100歳以上として登録されたまま所在不明になっていることが分かった。中には数十年前に亡くなっていた人もいる。原因は記録の不備とされたが、年金を受け取り続けるために親族の死を隠した家族がいるのではないかという疑いもあった。だから2026年にもう一度調べ直す必要がある。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
自分もそれを考えた。ただ、あの数え間違いの話はもう古くて有名で、世界中に知れ渡っている。だからBBCも、そのBBCが報じている日本政府のほうも、さすがにもう織り込んでいると思いたい。
4. 海外の名無しさん(>>2への返信)
似た話はイタリアでも聞いたことがある。もうひとつ言うと、100歳を超える人たちは出生証明書自体が怪しいことも多い。生年月日の記録が推定で書かれている可能性がある。昔は事情が違ったからね。
5. 海外の名無しさん
ブルーゾーン説は、記録の不備でだいたい説明がついてしまうと思っている。沖縄は日本でもっとも貧しい地域のひとつなのにブルーゾーンとされた。同じ文化圏の中でなら、豊かさと寿命はほぼ比例するはずなのに。
6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
それは違う。ハワイの日系人墓地に行ってみるといい。家族の墓には出身県が刻まれている。そこで100歳を超えている人を数えると、圧倒的に沖縄出身の家系が多いんだ。アメリカで生まれ、あるいは若いうちに移り住んで、1980年代から2000年代にアメリカで亡くなった人に、年金の不正を働く動機はない。
7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
それでも、生年月日の記録がいい加減だったことと、60年前の貧しい地域では早くから働きに出る動機があったことは、同じように当てはまる。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
1900年から1910年代のハワイで記録が悪かったと? 準州へ移住するときに8歳を18歳と偽って登録したと? いったい何を主張しているんだ。手元にある写真には、1915年から2015年と刻まれた墓石と、すぐ隣の別の家族の1913年から2015年の墓石が一緒に写っている。
9. 海外の名無しさん
日本はその点ではかなり事情が違う。戸籍があるからだ。日本の問題は、むしろ死亡の記録のほうにある。
10. 海外の名無しさん
全部そのとおりだとしても、東京の中でも「年寄りの多い地区」を歩いてみれば、とにかく高齢者が多いと実感するよ。都市化が進んでいて、年配の人も自分で買い物に出てくるからかもしれない。実際に歩いた感覚としても、この話は筋が通っている。
11. 海外の名無しさん
記事が100歳以上の割合について語っておきながら、データがまったく信頼できないという注記を短く挟むだけで、その2つを最後まで突き合わせないのが不思議だ。
12. 海外の名無しさん
「65歳以上が人口の約30%を占めていて、2070年には40%近くになる見込み」とある。これは尋常じゃない。人口の半分近くがおばあちゃんになるというのは、ちょっと想像が追いつかない。
13. 海外の名無しさん
去年、1ヶ月ほど日本を旅した。みんな常にストレスを抱えて働いているし、公共交通での移動も多い。食事もそれほど健康的だとは感じなかった。揚げ物と甘いものが多い。ただ、一食分の量は自分たちが普段食べる量に比べるとずっと少ない。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
実際に日本の家庭を訪ねたうえでの話かな。それともコンビニあたりで見たものからの判断だろうか。中食や洋風の食事は多少増えてきたけれど、平均すれば日本の食事はとても健康的だ。働き方のストレスについては同意するけど、公共交通での移動が多いというのがどういう意味なのかよく分からない。
15. 海外の名無しさん(>>13への返信)
その1ヶ月、いったい何を食べていたんだ。とんかつと唐揚げか? 揚げ物じゃない家庭料理はいくらでもある。肉じゃが、牛すじ、肉豆腐とか。公共交通もかなり良いものだよ。駅によってはエスカレーターがなくて気が滅入るかもしれないけど、裏を返せば階段をたくさん上るのは健康にいい。
16. 海外の名無しさん(>>14への返信)
毎日毎日、来る日も来る日も公共交通に乗る。あの騒音だけでも、寿命が延びるとは思えないよ。日本人の友人の家に泊まったから、日常生活には触れている。言いたいのは、長生きにはいろいろな要因が絡んでいて、日本人はそのほとんどを、それが何であれ正しくやっているということだ。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
日本の公共交通は信じられないほど静かだよ。誰も話さないし、電話も鳴らない。自分にとってはあそこが幸せな場所だ。
18. 海外の名無しさん(>>16への返信)
ドイツで育って、この13年はアメリカに住んでいる。この車地獄の代わりに「毎日毎日、来る日も来る日も公共交通」に戻れるなら、どれほどいいか。ドイツも日本と同じで、うるさいなんて感じなかった。清潔で静かで心地よくて、ただ座って寛いでいられた。所得に関係なく、誰もが公共交通を使う。その結果として、街の空気そのものが静かになる。
19. 海外の名無しさん
公共交通を使えば当然ついてくる運動量のほうが、ストレスを上回るはずだ。運転に集中しなくていいし、ぼんやりしていられるほうが、自分にはよほど休まる。
20. 海外の名無しさん
それに、極端に高齢の人の話をしているのなら、自分で運転するより公共交通に乗ってもらうほうがいいに決まっている。
元ソース: More than 100k people in Japan are now aged 100 or older — Hacker News


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