ふりがなは、漢字の読み方を小さなかなで添えたものです。子ども向けの本や、難しい漢字、読み方が分かれる人名などに使われます。日本語を学ぶ外国人にとっても欠かせない手助けで、ウェブページでは「ruby」というタグを使って表示するのが一般的です。
海外の技術系掲示板で話題になったのは、文字を表示するフォントそのものに読みの辞書を組み込み、漢字の上に自動でふりがなを表示する「Furifont」です(furifont.antfu.me)。複数の文字をひとまとまりの形に置き換える「合字」というフォントの仕組みを使っており、読みが一つに決まらない言葉、たとえば「だいにんき」とも「おとなげ」とも読める「大人気」には、ふりがなを付けないようにしています。
ただし、日本語の漢字は文脈で読みが変わるため、自動でふりがなを付けるのは簡単ではありません。投稿には400近い支持が集まり、日本語学習者からは歓迎する声が上がる一方で、「間違った読みを覚えてしまう」と心配する声も相次ぎました。なお、日本では2025年5月の改正戸籍法の施行で、戸籍に氏名の振り仮名が記載されるようになっています。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
素敵なフォント! 日本語のネイティブだけど、ふりがなが純粋にフォントだけで付くのはすごくクール。
一つだけ。日本語版のページの「合字が仕事をする」という部分で、「合字」そのものが「字」に「じ」しか付いてなくて、「合」に読みがない。正しくは「ごうじ」。たぶん「合字」が辞書になくて、1文字ずつの処理になったうえで、「合」は読み方が複数あるから飛ばされたんだと思う。
2. 海外の名無しさん
合字の使い方としては、確かに面白い。でも、いつ使えばいいのかが本当に分からない。ウェブサイトなら、rubyタグを使えばいいだけじゃない?
3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
内容を自分で管理できるなら、rubyタグのほうがいいのは同意。別の読み方にも簡単に対応できるし、文脈から正しい読みを推測する賢い自動化もできるしね。
でも、これをシステムの既定の日本語フォントにすれば、rubyタグに対応してない場所も含めて、どこでもふりがなが付く。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
そうするべきじゃないよ。これは20〜50%くらいの割合で間違うから。面白い仕掛けだけど、学習者は使わないで。デモにすら間違いがある。
5. 海外の名無しさん
これは本当にいい。ひらがなとカタカナは4〜6週間で完全に読めるようになったけど、現実の世界で何かを読もうとするたびに、まだ覚えなきゃいけない漢字がどれだけあるかを思い知らされる(笑)
6. 海外の名無しさん
すごくクール。残念なのは、単語が改行で分かれると、間違った読みになること(「大学」が行をまたいで、変なふりがなになった)。
7. 海外の名無しさん
漢字が分からないときの解読ツールとして、本当に役に立ちそう。
8. 海外の名無しさん
自動のふりがなで信頼できるものを作るのは、ほぼ無理だよ。読みは、簡単には推測できない文脈に大きく依存してるから。まあ、読むのが苦手な人の助けにはなると思うけど。
9. 海外の名無しさん
フォントの合字のめったにない「役に立つ」悪用だと思うし、その意味ではクールなプロジェクト。でも同時に、誰も実際に使うべきじゃないひどいアイデアでもある。日本語の漢字の読みは、あいまいで文脈次第なことで有名だから。ほとんどの漢字には、人名の読みを数えなくても2つ以上の読みがある。6つの読みを持つ漢字だってある。
参考までに、Google翻訳のローマ字の読み方ガイドでさえ、しょっちゅう間違ってるし、自分の読み上げ音声と食い違ってることもあるくらい難しい問題なんだ。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
ちょっと大げさじゃない? 日本語の教科書のメインのフォントに使うのはダメでも、完璧じゃないし読みを間違えることもあるって断ったうえで使うなら、いいんじゃない? それでも十分便利だよ。じゃあ、Google翻訳も使っちゃいけないの?
11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
ふりがなの目的は、正確であることなんだ。発音のガイドで、区別したり教えたりするためのもの。それが間違ってたら、何の意味もない。
12. 海外の名無しさん
問題はもっと深刻だよ。読みが30以上ある漢字だってある(「生」)。それに、たいていは後ろに続く文字でどの読みか分かるけど、分からない場合もたくさんある。単独の「今日」は、文脈や意図によって「こんにち」にも「きょう」にも「こんじつ」にもなる。
13. 海外の名無しさん
適当な日本語のニュース記事で試してみたよ。目で確認した結果は、
正しい……80文字
抜け……12文字
誤り……8文字
だから精度はだいたい80%。役には立つかもしれないけど、すごく信頼できるわけじゃない。
14. 海外の名無しさん
トップページのふりがなが、ほとんど正確なのには驚いた。でも、初歩的な間違いもいくつか目についた。「行われる」(Furifont:い-われる、正しくは:おこな-われる)や、「行に」(Furifont:い-に、正しくは:ぎょう-に)。送りがなを考慮したら、もっとよくなると思う。
15. 海外の名無しさん
「この先生きのこるには」が、「この先(さき)生(い)きのこる」じゃなくて、「この先生(せんせい)」になってるのが好き。ネットのミームから学んでるのかも。
16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
学習なんてしてないよ。説明によると、一番長く一致するものを選んでるだけで、それじゃしょっちゅう間違うのは当たり前。MeCabを使うべきだね。これなら正しく解析できる。
17. 海外の名無しさん
「大人気は『だいにんき』とも『おとなげ』とも読めるので、Furifontはふりがなを表示しません」
……頻度で言えば、絶対に「だいにんき」でしょ。
18. 海外の名無しさん
このサイトでは、漢字が中国式の字形で表示されてる。HTMLに言語の指定か何かが必要かも。
19. 海外の名無しさん
日本語の学習者には最高だよ。日本語には基本のひらがなが46文字しかないのに、漢字は何千もあって、何年勉強してても日本語を読むのは本当に難しいんだ。
読みの間違いや、rubyタグみたいな別の表示方法を指摘してる人もいて、それはもっともなんだけど、肝心の便利さを見落としてると思う。電子書籍リーダーやいろんなウェブの場面、自作アプリみたいに、従来の表示方法がうまくいかない場面はたくさんある。最近も、自作の日本語の電子書籍で、Kindleにrubyタグでふりがなを表示させようとして、悪夢みたいな目に遭ったばかり。
20. 海外の名無しさん
今では日本の戸籍に、氏名のふりがなを載せることが正式に義務づけられたから、こういうものには小さいけど確かな需要がありそうだね。
21. 海外の名無しさん
いいね。同じやり方で、リトアニア語のアクセントのフォントも作れそう。
22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
皮肉なのかどうか分からないけど、リトアニアでバーのけんかを始める一番の方法は、何人かに向かって大声でアクセントについて質問することらしいよ。
元ソース: Furifont, a Japanese font that shows furigana — Hacker News


コメント