日本の公立小学校の給食は、2026年4月から実質的に無償になりました。国と都道府県が半分ずつ負担し、児童1人あたり月5,200円を所得に関係なく支援する仕組みです。2023年度の全国平均の給食費が月4,700円ほどだったので、ほとんどの学校で保護者の負担がなくなりました。中学校と私立は、まだ対象外です。
日本の給食の始まりは1889年、山形県鶴岡町の寺の中にあった私立忠愛小学校で、貧しい家庭の子どもに無償で出した昼食だとされています。おにぎりと塩鮭と漬物でした。いまの制度の根拠は、1954年にできた学校給食法です。栄養をとらせるだけでなく、食べ物について学ぶ「食育」の場と位置づけられていて、配膳も片付けも子どもたちが自分でやります。安全面の決まりも細かく、文部科学省の衛生管理基準では、子どもが食べ始める30分前までに責任者が「検食」をすることになっています。多くの学校では、その責任者は校長です。
東京の給食センターで、野菜の搬入から各校への配送までを追った動画に、日本の学校で英語を教えた人、食品衛生の資格を持つ人、自分の国の給食を思い出した人たちからコメントが集まりました。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
日本の公立学校で教えている。この給食にかける手間は尋常じゃないし、生徒が自分たちで配膳して片付けるのが、体験としてすごく大きい。アメリカで生徒だったころの給食は、かろうじて食べられるレベルだった。ほかの国も日本から学べることがあるはずだ。これは究極の長期投資だよ。ちゃんと食べた子どもは、より幸せで賢くなる。
2. 海外の名無しさん
関西の公立学校で、契約で英語の授業をしていた。授業が昼の前後に入っている日は、給食に招いてもらえた。当番に選ばれた生徒(クラスの3分の1くらい)が調理室まで給食を取りに行って、運んできて、残りのクラスに配る。みんな教室で食べる。アメリカで覚えている給食とはまったく違った。料理は最高で、楽しい時間だった。
うちの子どもたちも日本の公立学校に通っていたから、こっちへ引っ越してからアメリカの給食にかなりがっかりしていた。おいしい日本の料理から、最低価格で落札した業者が出すアメリカの給食になったんだから。息子がこの前(アメリカの給食について)こう言ってた。「全部、正体不明の肉と野菜をいろんな形に固めただけ。明日はきっと骨を刺して、チキンって呼ぶよ」
子どもたちは2人とも、日本の給食で一番好きだったのはカレーライスだって。自分もそうだと思う。
3. 海外の名無しさん
日本の小学校で非常勤で教えていたことがあって、給食は本当に楽しみだった。値段はだいたい2ドルで、温かくて、野菜もたんぱく質もそろっている。配膳の前には、野菜がどこから来たかや、その食べ物の豆知識(とれた県の面白い話とか)を高学年の5・6年生が校内放送で説明してくれる。地元の農家さんが来て、子どもたちに果物や野菜の感想を聞き、なぜジューシーなのか、なぜ甘いのかを説明することもある。だから子どもたちは、新鮮で質のいい農産物のありがたみを学ぶ。無駄も出ない。余った果物のデザートやヨーグルト、瓶の牛乳は、じゃんけんで勝った子がもらえるからね。自分は週2回しか行ってなかったけど、常勤の元同僚たちは、献立がかぶるときは自分で弁当を持ってくることもあった☺️
4. 海外の名無しさん
自分は日本の田舎に住んでいて、ここの給食の作り方はもう少し…ゆるい。それでも基本の原則は同じで、出来上がりはやっぱり素晴らしい(ほぼ必ず。東京あたりよりは、質のばらつきが少し大きいと思う)。面白い伝統が一つある。少なくともこの地域では、校長がいつも最初に給食を食べるんだ。でも、想像するような理由じゃない。これは「DOKU-MI(毒見)」と呼ばれている。学校の生徒と職員全員の安全に責任を負う立場として、校長はみんなが食べても大丈夫か確かめなきゃいけないんだ。
※注:制度上の名前は「検食」です。前文のとおり文部科学省の衛生管理基準で定められていて、異物が入っていないか、加熱が十分か、味や量が適切かを確かめます。地域の伝統というより、全国共通のルールです。
5. 海外の名無しさん
日本で英語を教えていて、毎日この給食を食べてる! 今日は子どもたちの大好物のハンバーグとパン、それにおいしいスープとオレンジだった。毎回、どんな組み合わせが出てくるのか驚かされるよ。
6. 海外の名無しさん
日本の学校で教えてるけど、先生も給食を食べられるんだ! すごくおいしいし、この動画でもっとありがたく思えるようになった😁
7. 海外の名無しさん
日本で教えていたころ、給食はたぶん1日で一番栄養のある食事だった。楽しみにしてたよ。給食センターを見学させてもらったことがあって、毎日時間どおりに、各学校の各クラス分をきっちり量り分けているのに驚いた。
8. 海外の名無しさん
便利なことに、学校は毎月の献立を載せたカレンダーを配ってくれるから、子どもも親も何が出るのか前もって分かるんだ!
9. 海外の名無しさん
この動画で学んだこと。アニメのお約束と違って、子どもがみんな家から弁当を持ってくるわけじゃない。日本は学校の外で作った新鮮な料理を、昼に届けている。日本の食育の仕組みは、また一つ日本を好きになる理由だ。
10. 海外の名無しさん
何をやるにも手を抜かないし、若い世代を本当に大事にしてる。自分はずっとニューヨークのレストランで働いてきたけど、この厨房はミシュランの星付きレストランより清潔だ🤯 働いている人がみんな仕事に誇りを持ってる。いい動画だった。
11. 海外の名無しさん
アメリカで食品衛生の資格を持ってるけど、この施設の衛生管理はアメリカの基準をはるかに上回ってる。交差汚染を防ぐ手順がすごいし、特に搬入のときにエアロックみたいな区画を作ってるところ。従業員の体調チェックも厳しいんだろうな。子どもは大人ほど免疫が強くないことを分かったうえで、リスクを最小限にしてる。本当に興味深い。
12. 海外の名無しさん
日本の学校「給食の時間は、生徒にとって食の教育です」
アメリカの学校「うわ、食わせなきゃいけねえのか」
13. 海外の名無しさん
アメリカ人として、恥ずかしくてこれを見るのが怖い。うちらは子どもにゴムみたいなパンと液状の鶏肉を食わせてるんだぞ😂
14. 海外の名無しさん
ラスベガスの小学校の給食室で3年働いてた。何がされていて、何がされていないかを知ったら驚くと思う。こう言っておこう。うちの子には弁当を持たせてる。
15. 海外の名無しさん
オーストラリア人として、子どもの健康へのこの献身ぶりが信じられない。うちにもこの仕組みがあったらなあ!
16. 海外の名無しさん
うん、イギリスの学校で出てくる憂うつな給食より、ずっと健全に見える。
17. 海外の名無しさん
ジェイミー・オリバーがイギリスの学校を訪ねるテレビ番組を思い出す。子どもたちは毎日毎日、ハンバーガー、フィッシュ&チップス、ピザ、フライドポテトを出されてた。正気の沙汰じゃなかった。
18. 海外の名無しさん
ロンドン在住。夫が、生徒に健康的な昼食を出している学校の料理長をしてる。献立は資格を持った栄養士の承認を受けていて、2週間ごとのメニューでメインは肉・魚介・ベジタリアンから選べて、毎食サラダが付く。夫とチームは毎朝7時に出勤して、パスタから寿司まで全部その場で一から作る。世界各地の料理も出す。週に2回は、包丁の使い方や料理の作り方の実習も教えてる。夫をとても誇りに思うし、生徒たちがうらやましい。私が学校で食べてたのは、アルファベットのパスタに、スマイル形のポテトに、カスタードをかけたゼリーだったから。


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